データマート
でーたまーと
Data Mart
一言でいうと
データウェアハウスから特定部門・用途向けに切り出した、小回りが効く分析用データセットのこと。
詳しい意味
データマートは、データウェアハウス(DWH)の中から特定の部門や分析テーマに合わせて切り出した、小回りが効く分析用データセットです。たとえば「営業部用の月次売上マート」「マーケ部用のキャンペーン効果マート」のように、部門ニーズに最適化された形で集計済テーブルを用意します。DWH 全体を毎回クエリすると遅い・複雑なので、よく使う分析を「マートとして固める」ことで利用者の操作負荷とクエリコストを下げます。dbt や Looker LookML などの「変換層ツール」と相性がよく、現代のデータ基盤では「DWH(生データ) → マート(整理済テーブル) → BIツール」の3層構造が一般的です。
何に使うか
部門別に最適化したダッシュボードを作るとき。よく使う分析パターンを高速化したいとき。データチームと業務部門の責任分界点を作るとき。
どんな時に出るか
「営業マートを作る」「dbt で各部門のデータマートを管理」「マートが乱立してきた」といった場面で登場します。
具体例
- dbt で営業 / マーケ / 経営 の3つのデータマートを管理し、各部門のダッシュボードを生成している。
- マートが乱立して保守が辛くなったので、責任部門と更新頻度を整理した。
別名・略称
data mart(でーたまーと)
間違えやすい語
初心者向けメモ
倉庫(DWH)から「営業部の売場」「マーケ部の売場」「経営の売場」をそれぞれ作って、その部門が使いやすい形に陳列するイメージです。各部門は売場(マート)を見るだけで欲しい情報が手に入るので、毎回倉庫の奥まで取りに行く必要がなくなります。