バイナリ
ばいなり
Binary
一言でいうと
コンピュータが直接実行できる、人間には読めない形式のファイル(実行ファイル)のこと。
詳しい意味
バイナリ(バイナリファイル / 実行ファイル)は、コンピュータが直接実行できる形式のファイルです。人間が読める「テキストファイル」と対比され、ソースコードをコンパイラで変換した結果や、画像・動画・音声・圧縮ファイルなど「非テキスト」ファイル全般を指します。配布の利点として「ソースコードを公開せずに動かしてもらえる」「特定OSの機能を直接使える」「実行が速い」がある一方、「OSとCPUアーキテクチャごとに別バイナリが要る」「中身が見えないのでデバッグしづらい」という代償があります。Go や Rust の魅力の一つは「単一バイナリで配布できる」ことで、ランタイム(実行環境)を別途インストールする必要がありません。
何に使うか
コマンドラインツールを配布するとき。ソースを非公開のままアプリを配布するとき。組み込み機器向けのファームウェアを書くとき。
どんな時に出るか
「単一バイナリで配布」「バイナリサイズを減らしたい」「バイナリ互換性」といった場面で登場します。
具体例
- Go で書いた CLI ツールを単一バイナリにビルドして、依存関係なしで全社員に配布した。
- OS別にバイナリを作り分けて、Linux / macOS / Windows それぞれで動くよう配布している。
別名・略称
binary(ばいなり)実行ファイル(じっこうふぁいる)バイナリファイル(ばいなりふぁいる)
初心者向けメモ
「翻訳済みの本」のイメージです。原稿(ソースコード)を翻訳した結果(バイナリ)が完成品として手元に届く。原稿を見ずに本だけ読める一方、原稿を確認したい時は元のファイルが必要になります。