仕様書
しようしょ
Specification
一言でいうと
要件定義を「具体的に何を作るか」に落とし込んだ文書のこと。
詳しい意味
仕様書は、要件定義で決めた「何を実現したいか」をもとに、「具体的に何を作るのか」をユーザー視点で記述する文書です。画面構成、操作の流れ、入出力データの形、エラー時の挙動などを、開発者が実装に取りかかれるレベルまで具体化します。要件定義の次の工程に位置づけられ、設計書(技術的な実現方法)の前段にあたります。
何に使うか
実装に取りかかる前に「ユーザーから見て何ができるか」を関係者で合意するとき。テスト項目を作るときの基準として参照するとき。新規メンバーがプロダクトの全体像を把握するとき。
どんな時に出るか
「仕様書ベースで実装お願いします」「仕様書のここの挙動が読み取れない」「仕様書とデザイン、どちらが正?」といった場面で登場します。
具体例
- 仕様書を読んで、ボタンを押した時の遷移先を確認した。
- 仕様書とデザインで挙動が食い違っていたので、PMに確認してから実装した。
別名・略称
スペック(すぺっく)spec(すぺっく)機能仕様書(きのうしようしょ)
初心者向けメモ
家の例えだと、要件定義が「どんな暮らしをしたいか」なら、仕様書は「間取り図」です。リビングは何畳で、キッチンと食堂は分けるか繋げるか、玄関は何畳取るか、といった目に見える具体に落としていく文書です。実際の柱の太さや配管の経路(=設計書)はまだ書きません。